学校生活

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【電気科】ふくしまゼロカーボンへの挑戦 ★EV製作班始動!!★

本校は、今年度から「脱炭素社会の実現に向けた産業人材育成事業」に取り組みます。

これは、地域における脱炭素行動の推進モデルとして、

地域社会での脱炭素行動の実装に向けて必要な知識や技術の習得を図り、

地域社会を牽引する人材を育成するものです。

 

この事業の一環で電気科では、

昨年度に引き続き、電気科では電気自動車(EV)を製作し、

CQEVレース出場と相双EVレース開催に取り組みます。

今年度のキックオフとして、本校駐車場において

3年生によるEV試乗が行われました。

EV試乗では、昨年度製作した2台のEVに

3年生が乗り込み、加減速の具合やブレーキの調子等について

確認を行いました。

吉名の丘から、ふくしまの脱炭素を牽引する人材を育てます!

今年も小高産業技術高校の生徒の活躍に御期待ください!!

 

マイクロロボコン全国大会の入賞について

課題研究という授業の中でクルマ型自動走行ロボットを製作し、日本工業大学主催のマイクロロボコン高校生大会に出場しました。並みいる強豪校を相手に、3位、5位、6位という好成績を収めることができました。また、製作したロボットの性能が評価され特別賞も受賞しました。
大会は、1週4.5mのコースを製作したロボットで走行したタイムを競います。新型コロナの影響で、タイムを計測し走行動画と合わせて主催者に送付する方法で行われました。
今年度の4月からロボットの設計をはじめ、毎週コツコツと製作を進めてきました。電気科の生徒であるので電子回路の設計や半田付けの作業は今までの学習で行う機会が少なく、失敗することも多々ありましたが、なぜ失敗したかの原因や製作しやすくするための工夫を考え、製作に取り組みました。例えば、回路図の配線が間違った場合は作業の終わった配線は該当する回路図を塗りつぶすという対策をしていました。はじめは面倒と言っていた作業も、ものづくりとは面倒なことの積み重ねということがわかってきたようです。
夏休みや冬休みはもちろん休日返上で製作に取り組み、既製品のキットを使わず一から設計・開発し製作する作業は、試行錯誤の連続で、これからのものづくり産業を担う生徒にとって非常に有意義な活動になったのかと思います。

また、本活動について取材を受けた新聞記事は以下のリンクからご覧になれます。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240224114800

【理科】放射線に関する授業 「福島の復興年表を作成しよう」

令和6年3月15日(金)、物理基礎を受講する本校機械科2年、電気科2年を対象に、福島の復興年表を作成し、発表する授業を行いました。

 物理基礎では、エネルギーの利用に関する授業を実施し、その際に原子力発電の仕組み、放射線、福島第一原発事故に関する内容を学習しました。単元の最後に、福島県が東日本大震災以降、どのように復興してきたのか、年表にまとめ、発表する活動を行いました。

 以下が、調査をおこなったテーマです。

①「農業」に関する復興年表
②「教育」に関する復興年表
③「交通網」に関する復興年表
④「医療」に関する復興年表
⑤「エネルギー」に関する復興年表(主に「再生可能エネルギー」に言及する)
⑥「観光」に関する復興年表
⑦「工業」に関する復興年表
⑧「健康を守る取り組み」に関する復興年表
⑨「水産業」に関する復興年表
⑩「福島第一原発廃炉」に関する復興年表

 これまでの復興の歩みだけでなく、今後福島がどのように復興してゆくべきかということについても、各生徒が言及していました。

[商業科]企業・施設見学(産業革新科B組・流通ビジネス科1年生)

 2月26日(月)株式会社菅野漬物食品(製造・販売業)と福島ロボットテストフィールドを見学させてもらいました。企業、

施設の方からの説明後、漬物を製造している工場内や販売店、施設内を案内していただき、実際に見て理解を深めました。

「色々な新商品の開発や、社員の派遣も行っており、売上向上や復興のために、いろいろな工夫がなされていることが分かりました。また、社会人に必要なことも教わったのでとても参考になりました。」「ロボットテストフィールドの概要説明で施設数が

21もあると聞いてとても驚きました。また、特定の災害を再現した建物もあり、未来に向けてとても有効な施設だと

思いました。」「今後、ロボットやドローンは人手不足の解消や手助けをしてくれると聞いて、とても印象に残りました。」などの感想がありました。

[商業科]企業見学(産業革新科B組、流通ビジネス科2年生)

  2月26日(月)株式会社ドームユナイテッドのドームいわきベース(物流業)と株式会社マルベリィ(飲食業)を

見学させてもらいました。企業の方からの説明後、積極的に質問し理解を深めました。

「初めて物流倉庫を見ました。とても分かりやすく整理整頓されていて、社員の方々が働きやすい快適な環境が

整っていたのがとても印象的でした。」

「マルベリィはお客様のことを第一に考え、「体に良いもの」を手間をかけて調理し、安全に楽しく召し上がって

いただく事を意識しているのがすごく伝わってきました。」などの感想がありました。進路について真剣に考える

効果的な学びになりました。