事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

【機械科】特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習①・②

令和4年 4月21日(木) 4月28日(木)

今年度から機械科2学年を対象に特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習が行われます。

4時間の実習を5週行い、「農作業ロボットのプロトタイプ製作」を行います。

講師は昨年度もお世話になった TakeruSoftwareの山崎様をお招きして実習を行っていただきます。

既に二回の実習を終え、生徒たちは協力したり先生方に聞いたりして本体となる市販の工作キットを組み上げました。

生徒思い思いの工夫を凝らし、ハードウェア完成後は生徒同士で対決をして動作の確認を行いました。

次回からはロボットの制御について学びます。どのような形になるのか楽しみです。

 

第4回課題研究発表会実施

第4回課題研究発表会が1月18日(火)に本校で実施されました。
例年、全校生徒に加えて企業や保護者等を招いての発表会ではありましたが、今年度は新型コロナ感染拡大予防のため、体育館は2、3年生の参加、1年生は、別室によるオンライン視聴という形をとりました。発表者は、一年間の研究成果を懸命に報告していました。
各専門科代表生徒による研究テーマは以下のようになります。

 

  

  機械科A組   機械科B組    電気科
産業革新科(環境化学) 産業革新科(電子制御) 産業革新科(商業)
流通ビジネス科 オンラインでの視聴の様子 製作作品

                   講評(マイスターハイスクールCEO)

【商業科1年】グローバルな視点を身に付けるための授業実践(科目「簿記」)

 相双地域においても、国際的な研究機関・施設があることからも今後、グローバルな視点で物事を考え、判断し、行動できる人材が必要となってきます。そこで、商業科1年生の科目「簿記」の授業において、『BATIC(国際会計検定)』についての授業を行いました。

 『BATIC(国際会計検定)』とは、グローバルなビジネスシーンに不可欠な英語力と国際会計スキルを同時に測る検定試験のことです。

 授業では、あまり難しいことは行わず、普段授業で行っている簿記の取引や勘定科目や帳簿を英語で置き換えて記帳を行いました。はじめは戸惑いもありましたが、徐々に英文形式にも慣れ、記帳を行うことができました。

 普段、学んでいることを違った視点から考えることで、より理解を深め考えることができ、とてもよい経験となりました。

    

【産業革新科(商業)2・3年】ロボットテストフィールド研修

 相双地域には、ロボットテストフィールドをはじめとした最先端の設備や機能を持った研究機関・施設が数多くあります。今回、11月9日と19日の2回にわけて、産業革新科(商)の2・3年生が福島ロボットテストフィールドの見学ならびに研修を行いました。

 研修では、施設についての概要説明や、施設内の見学などにより、普段見ることができないものや私たちの住む地域にこのような素晴らしい施設があるということを学び、郷土理解が深められ、今後の授業や活動に活かすことができる良い経験となりました。

      

【商業科1年】地域の観光資源を活用した魅力発信を行うための手法についての講習会

 南相馬市や相双地域には「相馬野馬追い」や「大悲山の石仏(日本三大磨崖仏)」といった全国でも有名な観光行事やスポットなどがあります。

 このような既存の観光資源と新たな地域の魅力発見・探究、地域の情報発信や観光誘致等につなげるための考え方や手法について講師の方をお招きして学習を行いました。

 講習会では、リーサスを使った分析から地域の現状を判断する方法や地域の課題をいかに解決し、それをビジネスチャンス(観光資源)につなげていくかといった考え方、思考法における基礎的な内容について講義をしていただきました。今後も継続して取り組み、学習を活かした新たな観光プランの立案ができるように取り組んでいきたいと思います。

◆日 時: 令和3年11月17日(水)

◆講 師: 南相馬市役所経済部参事 観光政策担当  佐々木 康之  氏

  

【商業科1年】デジタル地域通貨に関する講習会

 現在、デジタル通貨における環境整備は世界各国で進んでいます。また、全国の自治体においても、「地域限定のデジタル通貨」を使った町おこしや地域活性化の取組を行っているところがたくさんあります。

 今回、講師の方をお招きし、講習会を行い、各地自体のデジタル通貨の現状や必要性、そして「地域の課題」を探求するためのブレーンストーミング学習を行いながら、南相馬地域ならではの「デジタル地域通貨」についてアイデアを深めることができました。

◆日 時: 令和3年11月22日(月)

◆講 師: 西会津町CDO最高デジタル責任者

       内閣官房情報通信技術総合戦略室オープンデータ伝道師  藤井 靖史 氏

   

【商業科1年】VRアートに関する講習会

 現在、南相馬市においても、ロボットやTRの技術を活かしたまちづくりを行っています。また、この技術は医療や介護、教育の現場においても活用法が期待されています。今回の講演会では、実際にせきぐち様が普段は見ることができない、ライブパフォーマンスを披露してくださり、さらにはVR体験もできました。

 講演会を通じて、VR技術が持つ可能性、そしてこの技術を活用した地域活性やまちづくりのアイデアについて考えることができ、とてもよい経験となりました。

 ◆日 時: 令和3年11月12日(金)

 ◆講 師: みなみそうまみらいえがき大使 VRアーティスト せきぐち あいみ 氏

   

ドローンプログラミング技術講習会

令和3年12月6日(月) 産業革新科電子制御コース2年生対象に実施

講師として(株)東日本計算センターから3名の方をお招きし、トイドローンをプログラミングで操作する方法を教えていただきました。

生徒たちは初め思うようにいかなかったようでしたが、グループでの話し合いを重ね、何度も飛行を試すことにより問題点を解決していくことができ、熱心に次々高度な内容に挑戦するようになっていきました。

ドローンに関する航空法の説明

プログラムを作成している様子

ドローンを操作している様子

 

【電気科】画像認識による自動運転技術学習③~JMCR2022福島大会カメラクラス~

11月12日(金)に「ジャパンマイコンカーラリー2022福島大会」が実施されました。

この大会はマイコンカー競技を通して、マシンづくりとプログラミングのアイディアを競い、技術の習得と創造性の育成を図ることが目的としてあげられます。

競技規定として、自走式マイコンカーのタイムレースとなります。

今年度は画像認識の学習を活かして「カメラクラス」に参加しました。

(本校全体ではベーシック、アドバンスクラスにも参加しました。)

当日は会場での明るさを計り、センサのしきい値調整に時間がかかりましたが、参加生徒たちが協力して完走できるよううまく調整しました。

 大会結果は第1位となることができ、生徒達も非常に喜んでいました。

プログラムの調整

本番走行

表彰後、本校で記念撮影

  

また、2022年1月8日(土)~9日(日)の全国大会(広島県)が開催予定であり、東北地区代表として本校が出場することに決まりました。 

以下に福島大会の走行状況の動画(編集あり)を掲載します。

マイコンカー・カメラクラス福島大会 試走(23秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

マイコンカー・カメラクラス福島大会 本番2回目(28秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

前回までの記事:画像認識学習① 、 画像認識学習②