事業報告

2022年12月の記事一覧

【産業革新科(工業) 】環境化学コース2年生マイスターハイスクール講演会

 12月13日(火)産業革新科(工業)環境化学コースの2年生を対象に、日本原子力研究開発機構の研究員の方々をお迎えしてご講義をいただきました。

 日本原子力研究開発機構の概要と放射線環境測定技術を通して、環境分析や環境保全の大切さを学習しました。地球環境化学の授業で学んできたことを再確認し、また、実際に放射線測定器を使い簡単な実験を体験することができ、生徒諸君も環境分析や環境問題に関して、知識が深まったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【電気科】技能マイスターによる技能検定講習~シーケンス制御~①

令和4年10月から技能マイスターを講師としてお招きして、以下の講習を実施ています。

 

〇講習内容:技能検定試験3級 電気機器組み立て「シーケンス制御作業」

〇講師:厚生労働省認定 「ものづくりマイスター」 三浦吉夫 様

    (厚生労働省 若年技能者人材育成支援等事業を活用)

〇時数:一回2時間。月3回程度。

 

シーケンス制御とは、あらかじめ定められた順序に従って制御処理をしていく工程をいいます。

身近なものだと信号機やエレベータ、全自動洗濯機があり、ロボットや工場機械、受電設備などでも利用されています。

それらの制御学習として国家技能検定3級の受験のために学習に取り組んでいます。

試験内容は、与えられた条件に合わせてベルトコンベアの制御盤を動作させるものです。

PLC(プログラマブルコントローラ)を用いてプログラム(ラダー図)を組みます。

高校生にとって初めての学習ではありますが、合格を目指しています。

 

 

技能検定シーケンス制御 手動モード(15秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

【電気科】現場見学会の実施

12月1日(木)に電気科2年生を対象に現場見学会をいわき市の常磐共同火力株式会社で行いました。

講義では設立から現在に至るまでの歴史や勿来発電所で運用されている発電設備の概要についてお話をいただきました。

後半の見学では、輸送された石炭を貯蔵する屋内貯炭場や実際に発電で用いられているタービンを間近で体感することができました。

最後の質疑応答では、火力発電所のメリットとして、

・安定的な発電が可能

・天候に左右されることなく発電することができる

・電力需要の変化に応じて出力の増減を細かく素早くコントロールしやすい

ということがあげられました。

学校で勉強を行ってきた内容と関連する大変貴重な見学会でした。

常磐共同火力株式会社の皆さま、お忙しい中ありがとうございました。

写真① 講義の様子

写真② タービン室

写真③ 集合写真

 

 

 

【産業革新科(工業) 】1年生マイスターハイスクール施設見学説明会

12月5日(月)産業革新科(工業)の1年生を対象に、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構・浪江町立請戸小学校、および、福島水素エネルギー研究フィールドの施設見学説明会を実施しました。伝承館等では、東日本大震災と津波の被害、さらに、原子力災害について展示や説明を真剣に聴いていました。福島水素エネルギー研究フィールドでは、最先端技術の水素エネルギーについて理解を深めることができました。これからの進路活動等の参考になったようでした。各施設でご説明いただいた方々に感謝申し上げます。