事業報告

2023年2月の記事一覧

【電気科】EV講座

4回目の東北大学によるEV(電気自動車)講座です。

本日は、「福島の復興に貢献できる次世代モビリティを考える」というテーマについてワークショップを行いました。

クラスを5つに分けて、本テーマについてグループディスカッションを行いました。

まず、EVのメリットやデメリットを洗い出し、そこからEVを用いた社会の仕組みを考えていきました。

生徒にとって、このようなグループ作業は慣れていないこともあって、なかなか進められない班もありましたが、大学の先生のサポートもあって、なんとかまとめ作業に入ることができました。

専門教科で学んだ知識を駆使して最大限にアウトプットしようとする姿は、通常の授業では見られない学習の取り組みでした。

最後に、スライドにまとめてプレゼンテーションを行いました。

生徒からは、EV船舶、EV農業、EV専用レーン(道路)、発電する学校などのアイデアが披露されました。

 

発表した内容については、質問を受け付け、大学の先生からコメントをいただきました。

いろいろな指摘を受けて、よい経験になったかと思います。

今年度はこれで本講座は終了となりますが、また来年度、あらたな学習の取り組みを行っていきます。

【電気科】東北大学EV講座②~EV体験動画~

前回、掲載した記事に追加して体験時の動画を掲載します。

 

前回記事:東北大学EV講座 へ

 

①EV走行時の電流測定

EV走行時と制動時の電流を計測しています。

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

②自動運転のための空間認識実験

レーザー測量技術により周りの建物や障害物などの環境を計測しています。

 (※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

③EV試乗体験

歩行領域EVとして「立ち乗りタイプ」に試乗させていただきました。

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

 

 

 

 

【産業革新科(工業) 】実務家教員による環境化学コース2年生マイスターハイスクール講演会

2月2日(木)産業革新科(工業)環境化学コースの2年生を対象に、大内新興化学工業株式会社原町工場で取締役工場長をされていらっしゃる志賀敏文先生を実務家教員にお迎えしてご講義をいただきました。

今回、3回目で前回に引き続き「環境分析を通して環境問題を考察する」と題して、環境保全のために企業で実際に行っている分析技術や取り組みなどについてご説明頂きました。また、前回は水質について学びましたが、今回は、大気について学びました。とても分かりやすい説明で、生徒諸君も真剣に聴いていました。体験実験では、ガス検知管を用いて気体中のアンモニアやメタノールの濃度測定実験を行い、大気汚染の対処技術や測定技術などを学習することができ、生徒諸君も環境分析や環境問題に関して、知識・技術が向上したようでした。来年度も継続してご講義いただく予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【電気科】技能マイスターによる技能検定講習~シーケンス制御~②

 

 

令和5年1月22日(日)に技能検定3級の学科試験を受験してきました。

 

〇受験内容:技能検定試験3級 電気機器組み立て「シーケンス制御作業」

〇受験生徒:電気科3年生4名

 

今回のプログラムは以下のようになっています。自己採点の結果、全員合格点を超えていました。

学科試験は電気に関する幅広い分野から出題されます。

教科名でいうと「電気基礎」「電力技術」「電気機器」「情報技術」になります。

しっかりと学習した結果として合格点数が取れたことが良いことだと思います。

 

現在、2月9日(水)に実施される実技試験に向けて学習しています。

令和4年12 月末で技能マイスターからの講習が終了したため、自己学習に取組んでいます。

実技試験は前回の記事にあるように、ベルトコンベアの機械制御をします。

 

前回記事【電気科】技能マイスターによる技能検定講習~シーケンス制御①~

 

実技試験時間は1時間30分以上あり、知識と技術に加えて集中力も必要になります。

以下に活動写真や動画を掲載します。

技能検定シーケンス制御 手動モード(25秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

今回の動作プログラムは以下のようになっています。

①ベルトコンベアの手動モードと自動モードの切り替え。

②誤動作(同時押し)防止機能入り。

③緊急停止ボタンの作動。

④緊急停止の解除。

⑤各動作時にランプの点灯、点滅.。

 

東北大によるEV講座

3回目の東北大学のEV講座(電気科)です。

電気科では、電気自動車を課題研究で製作しEVレースに出場し入賞することを目的としています。

現在の3年生が電気自動車の基礎を作ってくれたので、2年生が引き続き電気自動車を進化させていくために、現在は様々な知識や技術を吸収しているところです。

今回は、大学の研究室から電気自動車をもってきていただき、加速や減速による電力消費量をパソコンを使って確認しました。このようなデータを利用することにより効率のよい電力消費量で最適な走行ができる考え方を学びました。

また、電気自動車に取り付けられた反射型レーザセンサーの認識状況を、パソコンで見てみると自動車の周りの状況がCGで表示されていました。自動運転を実現する有力な技術のひとつとして生徒たちが感じた印象は大きかったようです。

立ち乗りタイプのEVを乗車体験しました。

形は違いますが、乗り心地やレスポンスなどこれから製作するEVの参考になったようです。


今回の講座で、実際の電気自動車を前に、その動作を体験することができたので、自分たちが製作するであろう電気自動車がイメージできたようです。