2021年10月の記事一覧
【電気科】画像認識による自動運転技術学習②~マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組み~
前回に引き続き、マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組みを掲載します。
前回記事:画像認識による自動運転技術学習①
今回使用しているマイコンカーは、搭載されているカメラによりコースを識別していきます。
カメラのデータをコンピュータで処理し、コースにある白いラインに沿って走行するプログラムが組み込まれています。
プログラムはサンプルプログラムを調整したものです。
①カメラによる画像処理について
「Tera Term」というソフトを利用し、カメラがどのように画像処理をしているか確認することができます。
プログラムによって2値化し、白を「1」、黒を「0」として判断しています。
「Tera Term」の画面の黄色い箇所が8つありますが、その場所の値をマイコンに入力信号として取り込み、走行プログラム(直進、カーブ走行等)を組んでいます。
つまり、車体の先に8ビットの光センサがついているのと同じように考えることができます。
直線コース |
カメラで直線を認識たデータ(Tera Term) |
クロスラインコース |
カメラでクロスラインを認識したデータ(Tera Term) |
(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)
(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)
マイスター通信第1号・第2号の発行について
本校のマイスター・ハイスクール事業での取り組みをお知らせする「OMH通信」を発行しました。
Oは「Odaka」、Mは「Meister」、H「Highschool」の頭文字をとっています。
これから、ホームページと合わせてどんどん、情報を発信していきたいと思いますので、ぜひ、ご覧ください。
【電気科】画像認識による自動運転技術学習①~マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組み~
次世代産業として自動運転車の開発が進められており、様々な自動化が進んでいます。本校ではマイコンカーラリー・カメラクラスのマシン製作を通して、画像認識技術、制御プログラムを学んでいます。
現在の生徒の活動は以下のようになっています。
①画像処理基盤・モータードライブ基盤の製作
②マイコンカー本体組立
③画像処理カメラ接続
④プログラム書込み・調整
⑤試走
画像処理基盤の製作 |
本体と基盤の組立て① |
本体と基盤の組立て② |
画像認識カメラの接続 |
本体完成 |
本校生による基盤はんだ付け作業の様子(10秒動画)
(※この写真のみクリックで動画が別ウインドウで開きます。)
こちらのマシンで令和3年11月12日(金)に開催されるコンピュータアイディアコンテスト「JMCR2022福島大会」に出場します。
また、次回更新は「カメラの画像認識状態」や「試走状況」のアップロードを予定しています。
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