事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

【産業革新科(工業) 】環境化学コース2年生マイスターハイスクール施設見学説明会

11月14日(火)産業革新科(工業)環境化学コースの2年生を対象に、南相馬市水道局小高第二浄水場(小高区吉名中坪)の施設見学説明会を実施しました。身近な浄水場を見学することで浄化処理システムを理解するとともに地域環境調査の一環として水質環境の調査の実際を学ぶとても良い機会になりました。先週の講演会にありました排水処理技術とも比較し、水環境の大切さについて理解が深まる見学でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小型ドローンの実技指導について

 令和4年11月10日(木)、本校の制御実習室にて、産業革新科電子制御コース2年生を対象に小型ドローンの実技指導を行いました。

 マイスター・ハイスクールの取り組みの一環として行いました。(株)東日本計算センターからお招きした大平さん、小林さん、羽賀さんの3名の方に2回ご指導いただくことになっています。企業では、一人でやるのではなく、他者と協力して課題に取り組むこが大切だということを教えていただきました。仲間と協力することでプログラムを作成することができ、ドローンを飛ばすことができました。次回の授業ではドローンをもっと深く学んでいきたいと思います。

 

【産業革新科(工業) 】環境化学コース2年生マイスターハイスクール講演会

 11月10日(木)産業革新科(工業)環境化学コースの2年生を対象に、大内新興化学工業株式会社原町工場で取締役工場長をされていらっしゃる志賀敏文先生を実務家教員にお迎えしてご講義をいただきました。
 今回、2回目で前回に引き続き「環境分析を通して環境問題を考察する」と題して、環境保全のために企業で実際に行っている分析技術や取り組みなどについて詳しくご説明頂きました。また、今回は、実験室で水質測定のCODパックテストの実験や凝集沈殿の実験を実演することで、排水処理技術などについて体験することができ、生徒諸君も環境分析や環境問題に関して、さらに、興味が湧いたようでした。今後も継続してご講義いただきます。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【電子制御コース】制御技術(AI、ドローン)について理解を深めました。

11月7日(月)にロボットテストフィールドにてハイテクプラザ南相馬の方々を講師に制御技術(AI、ドローン)について理解を深めました。

AIについての概要や、学習方法、AI技術を用いたドローンの対物追尾制御について学びました。

また、ハイテクプラザ南相馬の施設を見学し、最新の技術について学びました。

お忙しい中、ハイテクプラザ南相馬の方々にはお世話になりました。

ありがとうございました。

   

      概要説明           AIへの学習作業       ドローンのAI対物追尾制御

  

   AIの画像認識制御(1)      AIの画像認識制御(2)

   

            ハイテクプラザ南相馬設備見学

ものづくりマイスターについて

 令和4年10月20日(木)、本校において産業革新科電子コース2年生を対象に外部講師を招いてシーケンス制御について学びました。講師は福島県職業能力開発協会より、ものづくりマイスターの三浦吉夫さんにお願いし、今回2週目を行いました。

 今回は2週目ということもあり、生徒は作業やプログラムについてより深く理解した様子でした。また、三浦さんには、生徒の実態に応じた指導をしていただき、生徒にとって非常に分かりやすい実習だったようです。三浦さんはじめ、協会の皆様にはコロナ禍の中講師を引き受けてくださり本当に感謝しています。本校では生徒たちが社会で活躍できる実習、講習会などを今後も実施していきたいと考えています。

 

【電気科】2022 CQ EV MINI-KART RACE参加報告

『2022 CQ EV MINI-KART RACE』に電気科2チーム参加してきました。
大会のルールは、

1.同一仕様のモータ。ただしコイルの巻き方/巻き数は自由
2.同一車両。空力パーツ(カウル)装着は認められません。
3.同一電池(鉛蓄電池12V、2個)

これらの条件で、モータ設定、モータ制御、車両整備の違いによる走行距離(1周約2045m)を競います。
30分間の時間の中で、走行速度と蓄電池の使い方のバランスを問われる大会となっています。

 

  

     写真① 車検のため確認を行います      写真② 無事車検を通りました

 

結果ですが、1班は6周、2班は7周走ることができ、総合優勝のチームは9周でした。
大会規定で優勝車両の70%以上走行した車両が完走と認められ、2チームとも完走することができました。
また、参加した高校で参加しているチームの中では1番、2番であり、社会人や大学生のチームが多くいる中で大変健闘しました。
大会を通して、モータや制御について深く学習し、経験することができました。

 

<大会ホームページ>

<結果一覧>

 

 

 写真③ スタート直前まで入念なチェック   写真④ 全24台がスタート場所で待機

 

写真⑤ 約25km/h前後で疾走します

 

以下から大会走行時の様子をご覧になれます。(約42秒)

ものづくりマイスターについて

 令和4年10月13日(木)、本校において産業革新科電子コース2年生を対象に外部講師を招いてシーケンス制御について学びました。福島県職業能力開発協会より、ものづくりマイスターの三浦吉夫さんをお招きして行いました。

 現在本校で取り組んでいるマイスター・ハイスクール事業に加えて、生徒はマイスターから講義を受け、真剣な眼差しで実習に励んでいました。三浦さんには次回もお世話なるのでシーケンス制御について多くの知識と技術を習得してほしと思います。

機械工作部 電気自動車大会参加

9月18日(日)、宮城県名取市の名取サイクルスポーツセンターにおいて、「World Electric Vehicle Challenge in NATORI 」(電気自動車エコラン)が行われ、機械工作部と電気科課題研究班で、合計4台の車両が出場しました。

この大会は、手作りの電気自動車でコースを何周できるかを競うレースです。バッテリーは既定の物を使用するので、車体の構成やモーターの選択、制御装置の調整などによって記録が大きく変わります。

今回の大会では期待した記録は出ませんでしたが、モーターやギヤの選択、制御装置のプログラムなどの課題が確認できた意義のあるレースとなりました。

車両は「マイスターハイスクール事業」と、イノベ機構の「再エネソーラーカー支援事業」による支援で製作しました。

手前の青い車両と後方の黒い車両(ゼッケン14、15)が機械工作部、黒い車両の隣と斜め後方の車両が電気科課題研究班です。

【電気科】自作EVカートの試走会

8月24日(水)福島ロボットテストフィールドにて、自作の手巻きモーターを用いたEVカートの試走を行いました。今回は400m周回コースを走行しデータを集めました。


現在、製作を行っているEVカートは大会に応じて、モーターの特性(コイルの直列接続、並列接続の組み合わせやコイルとして使用する銅線の巻き数などを増減する)や制御用プログラミングを調整し、EVカートの特性を変更していきます。


1回目モーターのコアを2直3並18回巻きで制御プログラムをPWMデューティ比(電圧制御)で試しました。
平均時速25km/hで16周(6.4km)を走行しました。
2回目は3直2並25回巻きに変えました。
平均時速15㎞/hで約30周(12.0km)走行しました。

今回得られたデータをもとに9月18日及び10月2日に行われるEVカートレースに向け、調整していきます。応援よろしくお願いします。

 

  

 

 

下部画像をクリックすると試走の動画が見ることができます。

 
(参考)
WORLD ELECTRIC VEHICLE CHALLENGE(9/18)
https://wevc.jp/
 
CQ EVミニカート・レース筑波大会(10/2)
https://it.cqpub.co.jp/tse/202210EV/

JAXA筑波宇宙センター、サイバーダインスタジオ見学会【工業科2学年】

JAXA筑波宇宙センター、サイバーダインスタジオ見学会【工業科2学年】

 

7月14日(木)「マイスター・ハイスクール」事業の一環として、JAXA筑波宇宙センターとサイバーダインスタジオの2か所を見学してまいりました。

まず、JAXA筑波宇宙センターでは実際に使われた機体や部品、また試験用モデル機などが展示されており、普段は触れることのできない宇宙分野の知識に触れ、興味関心をもって見学している様子でした。

次に見学をしたサイバーダインスタジオは、装着型サイボーグHALを中心に、日々開発が進む様々なテクノロジー、特に人・ロボット・情報系を融合複合するサイバニクス技術をテーマに展示・運用している施設で、実際にその一例であるHALを体験することができました。腕にセンサーを巻いて、どのように身体を動かすかという意思情報を含んだ「生体電位信号」を受け取ることで、生徒が腕を曲げるとHALも腕を曲げる様に動きました。全員の生徒が体験させていただき、それぞれ驚いたり感動したりしていました。

ご協力いただいた企業の方々ありがとうございました。

                                        JAXA筑波宇宙センターでの見学の様子

 

                                            サイバーダインスタジオでの見学の様子