小高産業技術
「ロボット技術研修会」に参加
会津大学の協力で実施 浜通りロボット人材育成事業
「ロボット技術研修会」に参加しました
11月2日(土)~11月30日(土)で土曜日を中心に6日間実施された。
1、2回目は、開校式に始まり、RTF(ロボットテストフィールド)の見学、昨年の復習としてRTミドルウェアを使ってLEGOの操作をおこなった。
3、4回目 パソコンでロボットのシュミレーションをおこなう基本設定から、実際に動作するためのデータの入力をおこないデモモデル作成し、シュミレーション画面で動かしロボットモデル作成の手順を学習した。今後操作するミニスパイダーについてシュミレーション画面で、カメラ映像を元に操作する遠隔操作の練習を何度もおこなった。
5回目 南相馬市にあるタケルソフトウェアの代表 山崎 潤一様より自作ロボットを各種紹介され、機械的要素から組み立ての考え方、遠隔操作でミニチュアの動作がリモコンになる方法など多くの教材を使い体験させていただいた。
6回目 (株)タカワ精密で製作され昨年度から本校のロボット研究部で使用させてもらっている「ミニスパイダー」にカメラを取り付け、カメラ映像を見て操作する練習をおこない、RTFでは、大型の「ジラフ」を用いて周回コースを操作し大きなロボットで、全く見えない場所の操作になると距離感がつかめず難しいことがわかった。
11月30日(土) 全6回の講習会が終了し、修了証が渡され全員で記念撮影
【商業科】地域課題を解決するためのビジネスアイデアを考案するための学習
産業革新科3年B組経済・金融コースの授業において、「商店街への人の流れを生み出すために」というテーマで、区内の飲食店と協力し、共通のスタンプカードの製作・運営活動を行いました。
区内の飲食店に趣旨を説明し、様々なご意見をいただきそれを踏まえ、カードのデザイン、ロゴ、スタンプなどのすべての業務を授業活動で行いました。また、各店舗に設置するカードケースは機械科に製作してもらいました。
約1か月間の期間限定でしたが、各店舗から好評だったというお話をいただきました。今後も地域商店街の活性化のために授業を通して取り組んでいきたいと思います。ご協力いただいた店舗の皆様、ありがとうございました。
【工商連携】おだかイルミネーションイベント企画・製作活動(クロストレーニングプログラム)
産業革新科の電子制御コース【工業】とICTコース【商業】が連携し、区内で行われる「あかりのファンタジーイルミネーション」に向けて点灯オブジェのデザインの考案・製作活動を行いました。オブジェの製作には小高4小学校の児童の皆さんにデザインを募集し、それをもとに両コースが協力して製作活動を行いました。商業科の生徒は慣れない作業に苦労はしましたが、電子制御コースの生徒に教えてもらいながら見事完成することができました。
点灯式では司会やイベント運営も行い、企画から製作、運営まで生徒が主体となって取り組み、少しでも「町を明るく」する活動を行うことができました。もし、小高区に来ることがあればぜひ小高駅前に製作したものがありますので、ご覧ください。
【商業科】地域復興・活性をPRするための活動(お弁当開発プロジェクト)
流通ビジネス科3年生が、イオン株式会社様、そして南相馬市と協力し、地元産品や郷土料理を活用したお弁当の開発を行いました。今年度で3回目となる今回は地元飯である「ホッキ飯」にアレンジを加えた『ホッキ飯ちらし』弁当と、地元野菜を使ったおかず、そしてこれも地域の定番おかずである「きゅうり漬」とふんだんに地元の良さをつめたお弁当になりました。開発までは、イオン様を招いたプレゼン発表や、企画・試食会議を何度も重ね完成させることができました。
2週間の限定販売でしたが、県内はもちろん東北のイオン・ミニストップの各店舗、また首都圏での販売などたくさんの方々に召し上がっていただくことができました。今回の活動で少しでも地域復興や地域のPRにつながる活動ができたと感じました。
「ホッキ飯ちらし」弁当 店頭に並んだ様子 教育長様にも召し上がっていただきました
ふくしま再生可能エネルギー産業フェア「リーフふくしま2019」見学ツアー
ふくしま再生可能エネルギー産業フェア「リーフふくしま2019」見学ツアーに参加してきました。(電気科2年生)
「リーフふくしま」とは福島県再生可能エネルギー産業フェアとして、216の企業・団体が出展しているイベントです。主な出展は以下のようになります。
〇太陽光・太陽熱、水素、燃料電池、バイオマス、水力、地熱、未利用熱、風力、スマートコミュニティ、EMS、省エネルギー技術
震災以降、福島県では原子力に依存しない社会作りを基本理念としており、再生可能エネルギーの導入拡大を進めています。本校電気科でも再生可能エネルギーの学習に取り組んでいるため、高い学習意欲を持って参加してきました。
本校生の見学内容・様子の一部を以下に掲載します。
【太陽光発電追尾システム】
従来の固定式太陽光発電に比べ、発電量が30~40%アップが見込めるシステム。
固定式は快晴時、11~13時に一日の50%程度を発電するといわれています。(設置条件による)
朝夕は太陽とソーラーパネルの角度が垂直でないため、一日の発電に利用できる有効日射時間は平均3~4時間程度とされています。
朝方や夕方時に太陽の位置に合わせて、ソーラーパネルを駆動させ、角度を変化させることで効率よく太陽光を当てる仕組みです。
出展企業:株式会社ライフコミュニケーション 様
【浮体式洋上ウインドファーム】
浮体式洋上風力発電の実証紹介がありました。
洋上に浮かぶ風車のことで、水深が50mを超える場所に設置されています。
洋上は陸上よりも風が強く、外洋であればより安定した風が吹きます。
そのため今後普及拡大が注目されている技術です。
出展企業:福島洋上風力コンソーシアム 様
【太陽光発電所の各種点検、エネルギー監視による省エネ】
各種点検試験、エネルギー監視の展示・説明がありました。
電気の利用は人々の生活を非常に豊かにしてくれていますが、安全が大前提でもあります。
ここでは「感電体験」もでき、生徒たちに人気のスポットとなっていました。
出展企業:一般財団法人東北電気保安協会 様
「工業高校生等に向けた再エネ企業プレゼンテーション」にも参加しました。
様々な企業から、バイオマス発電、福島県の今後の再生可能エネルギー事情等を聞くことができ、大変勉強になりました。
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