事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

【産業革新科電子制御コース】地元産業の人材育成として資格指導

「第2種電気工事技能試験に対する技術講習」

11月8日(月)実施

地元産業の人材育成の基礎として資格取得を奨励している企業の方から指導を受けるこことにより、

「技術習得に挑戦する力、諦めることなく継続する力」を育成することを目的しています。

 

対象者:産業革新科 電子制御コース 1年生(15名)

講 師:高山電業株式会社 代表 高山 克男 様

 

 

 

 

 

仕事を行う上で資格の必要性と大切さについて講演され、その後具体的な実技指導をいただいた。

全体を通して技能試験での時間をかけない方法についてアドバイスや注意点について細かな指導を受け、

生徒たちも熱心に参加し、我流になりかねない部分も改善され、その後の作業をお互いに確認しあいました。

 

講師派遣に対しては、相双地区電気工事協同組合に大変お世話になりました。

【電気科】画像認識による自動運転技術学習②~マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組み~

 

前回に引き続き、マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組みを掲載します。

前回記事:画像認識による自動運転技術学習①

 

今回使用しているマイコンカーは、搭載されているカメラによりコースを識別していきます。

カメラのデータをコンピュータで処理し、コースにある白いラインに沿って走行するプログラムが組み込まれています。

プログラムはサンプルプログラムを調整したものです。

 

①カメラによる画像処理について

「Tera Term」というソフトを利用し、カメラがどのように画像処理をしているか確認することができます。

プログラムによって2値化し、白を「1」、黒を「0」として判断しています。

「Tera Term」の画面の黄色い箇所が8つありますが、その場所の値をマイコンに入力信号として取り込み、走行プログラム(直進、カーブ走行等)を組んでいます。

つまり、車体の先に8ビットの光センサがついているのと同じように考えることができます。

直線コース

カメラで直線を認識たデータ(Tera Term)

クロスラインコース

カメラでクロスラインを認識したデータ(Tera Term)

 

 カメラによる画像処理の様子(33秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

②マイコンカー・カメラクラス走行動画

マイコンカー・カメラクラス走行01(26秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

マイスター通信第1号・第2号の発行について

本校のマイスター・ハイスクール事業での取り組みをお知らせする「OMH通信」を発行しました。

Oは「Odaka」、Mは「Meister」、H「Highschool」の頭文字をとっています。

これから、ホームページと合わせてどんどん、情報を発信していきたいと思いますので、ぜひ、ご覧ください。

OMH通信【第1号】.pdf

OMH通信【第2号】.pdf

【電気科】画像認識による自動運転技術学習①~マイコンカーラリー・カメラクラスへの取組み~

次世代産業として自動運転車の開発が進められており、様々な自動化が進んでいます。本校ではマイコンカーラリー・カメラクラスのマシン製作を通して、画像認識技術、制御プログラムを学んでいます。

 

現在の生徒の活動は以下のようになっています。

 ①画像処理基盤・モータードライブ基盤の製作

 ②マイコンカー本体組立

 ③画像処理カメラ接続

 ④プログラム書込み・調整

 ⑤試走

画像処理基盤の製作

本体と基盤の組立て①

本体と基盤の組立て②

画像認識カメラの接続

本体完成

 

本校生による基盤はんだ付け作業の様子(10秒動画)

 (※この写真のみクリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

こちらのマシンで令和3年11月12日(金)に開催されるコンピュータアイディアコンテスト「JMCR2022福島大会」に出場します。

また、次回更新は「カメラの画像認識状態」や「試走状況」のアップロードを予定しています。

マイスター・ハイスクール事業職員研修会の開催について

 令和3年9月22日(水)に、本校総合実践室で、本年度から3年間文部科学省の指定を受けた「マイスター・ハイスクール事業」の職員研修を行いました。

  はじめに、校長よりマイスター・ハイスクール事業についての概要説明が行われました。また、マイスター・ハイスクールCEOの南相馬ロボット産業協議会長 五十嵐伸一 様より「やり抜く力」をキーワードとした、本事業の重要性、生徒をどう育成し、目標実現のために導いていくかなどの講話がありました。 

 各先生方においても研修を通し、今後の事業活動が円滑に進むよう、お互いに情報の共有ができた大変意義のある研修となりました。

 

  

   校長より概要説明       五十嵐CEOによる講話       研修会の様子