事業報告

2021年12月の記事一覧

【商業科1年】グローバルな視点を身に付けるための授業実践(科目「簿記」)

 相双地域においても、国際的な研究機関・施設があることからも今後、グローバルな視点で物事を考え、判断し、行動できる人材が必要となってきます。そこで、商業科1年生の科目「簿記」の授業において、『BATIC(国際会計検定)』についての授業を行いました。

 『BATIC(国際会計検定)』とは、グローバルなビジネスシーンに不可欠な英語力と国際会計スキルを同時に測る検定試験のことです。

 授業では、あまり難しいことは行わず、普段授業で行っている簿記の取引や勘定科目や帳簿を英語で置き換えて記帳を行いました。はじめは戸惑いもありましたが、徐々に英文形式にも慣れ、記帳を行うことができました。

 普段、学んでいることを違った視点から考えることで、より理解を深め考えることができ、とてもよい経験となりました。

    

【産業革新科(商業)2・3年】ロボットテストフィールド研修

 相双地域には、ロボットテストフィールドをはじめとした最先端の設備や機能を持った研究機関・施設が数多くあります。今回、11月9日と19日の2回にわけて、産業革新科(商)の2・3年生が福島ロボットテストフィールドの見学ならびに研修を行いました。

 研修では、施設についての概要説明や、施設内の見学などにより、普段見ることができないものや私たちの住む地域にこのような素晴らしい施設があるということを学び、郷土理解が深められ、今後の授業や活動に活かすことができる良い経験となりました。

      

【商業科1年】地域の観光資源を活用した魅力発信を行うための手法についての講習会

 南相馬市や相双地域には「相馬野馬追い」や「大悲山の石仏(日本三大磨崖仏)」といった全国でも有名な観光行事やスポットなどがあります。

 このような既存の観光資源と新たな地域の魅力発見・探究、地域の情報発信や観光誘致等につなげるための考え方や手法について講師の方をお招きして学習を行いました。

 講習会では、リーサスを使った分析から地域の現状を判断する方法や地域の課題をいかに解決し、それをビジネスチャンス(観光資源)につなげていくかといった考え方、思考法における基礎的な内容について講義をしていただきました。今後も継続して取り組み、学習を活かした新たな観光プランの立案ができるように取り組んでいきたいと思います。

◆日 時: 令和3年11月17日(水)

◆講 師: 南相馬市役所経済部参事 観光政策担当  佐々木 康之  氏

  

【商業科1年】デジタル地域通貨に関する講習会

 現在、デジタル通貨における環境整備は世界各国で進んでいます。また、全国の自治体においても、「地域限定のデジタル通貨」を使った町おこしや地域活性化の取組を行っているところがたくさんあります。

 今回、講師の方をお招きし、講習会を行い、各地自体のデジタル通貨の現状や必要性、そして「地域の課題」を探求するためのブレーンストーミング学習を行いながら、南相馬地域ならではの「デジタル地域通貨」についてアイデアを深めることができました。

◆日 時: 令和3年11月22日(月)

◆講 師: 西会津町CDO最高デジタル責任者

       内閣官房情報通信技術総合戦略室オープンデータ伝道師  藤井 靖史 氏

   

【商業科1年】VRアートに関する講習会

 現在、南相馬市においても、ロボットやTRの技術を活かしたまちづくりを行っています。また、この技術は医療や介護、教育の現場においても活用法が期待されています。今回の講演会では、実際にせきぐち様が普段は見ることができない、ライブパフォーマンスを披露してくださり、さらにはVR体験もできました。

 講演会を通じて、VR技術が持つ可能性、そしてこの技術を活用した地域活性やまちづくりのアイデアについて考えることができ、とてもよい経験となりました。

 ◆日 時: 令和3年11月12日(金)

 ◆講 師: みなみそうまみらいえがき大使 VRアーティスト せきぐち あいみ 氏