SPH事業

福島県立小高産業技術高等学校SPH関連

1.研究開発課題名
 「東日本大震災・原発事故からの地域復興を担う人材育成」
2.研究の目的
  本校の所在する地域は、東日本大震災・原発事故による約6年間の住民避難に伴い、
  人・コミュニティ及び産業などが失われた。当地域の再生に向けて福島・国際研究
  産業都市(イノベーション・コースト)構想により国家プロジェクトとして新たな
  産業集積が進められている。そこで、工業及び商業科を有する本校においては、
  地域のコミュニティ再生や地域復興を担う人材の育成に取り組むとともに、学科連
  携によってイノベーション・コースト構想に関連する知識や技術及び技能を身に付
  け、復興のためのビジョンを持ち、その実現に資する専門的職業人を育てる。

      
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SPH事業報告

小高産業技術

ハイブリッド発電システムの研究・製作

電気科ではエネルギー教育を実施しています。

近年、再生可能エネルギーが注目されていることもあり、本校では再生可能エネルギーの教育にも力を入れています。

昨年度から「ハイブリッド発電システムの研究」を続けている状況です。

以下のソーラーパネルと風車を組み合わせたものを建設し、発電特性試験を実施しています。

 

 

完成品

 

太陽光発電:出力100[W]

水平式風車:出力300[W]

建設場所:電気科実習棟西側

建設作業:2018年11月

活動対象:課題研究、電気科3年生

 

計測器で発電状況を計測可能。

 

※ハイブリッド発電システムとは、太陽光発電や風力発電などを組み合わせた発電システムの名称です。主な組み合わせは「風力+太陽光」であり、他にも「水力」「地熱」「燃料電池(水素)」を組み合わせたものもあります。

 

建設作業は、基礎土木工事から生徒が取り組みました。

 

ロボットプログラミング講習会に参加

9月28日(土)南相馬市民情報交流センターで行われた「ロボットプログラミング講習会」に生徒13名参加しました。

 

  • 福島イノベーション・コースト構想推進事業の採択で会津大学が行っている「浜通りロボット人材育成事業」の一環
  • 小高産業技術高校生と相馬農業高校生を対象に講習会を開催

 

 

 

               

 

開校式であいさつを述べる鈴木校長     


講師として会津大学の渡部有隆上級准教授が担当されました。

 

本校から1,2年生合わせて13名の生徒が参加しコンピュータの基礎、プログラムの基礎から始めました。

プログラミング言語の「Python」について丁寧に教えていただきました。初めての生徒もサポートを受けながら順調に内容を進めていくことができました。

最後は人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を自由に動かすことを目標としています。

 

今後の開催日程 10/5、10/14、11/4

会津大学「出前講議」を開催

産業革新科電子制御コースでは、7月8日(月)5,6校時を利用して会津大学「出前講議」を開催しました。

講師として、会津大学 情報システム学部門 ロボット工学講座  成瀬継 太郎 教授にお越しいただきました。


講義内容 「ロボットのための情報システム」

  • 南相馬市ロボットテストフィールドの様子
  • 会津大学でのロボット開発内容
  • ワールドロボットサミットの競技内容
  • ロボットと情報ネットワークについて
  • 世界のロボット開発状況

  

 

 

 

 

 

先生の講義は話題豊富であり、説明やビデオを交えた内容で、2時間があっという間でした。また、その後のアンケートで生徒たちのロボットに関する興味関心の高さが見られました。

 

(工業)産業革新科「企業見学ツアー」2年生

7月2日(火)、産業革新科2年(環境化学・電子制御コース)では、「福島イノベーション・コースト構想に関する教育プログラム」に基づいて地元企業の2社を見学しました。

地域企業の先端技術を学び、今後の進路選択の参考にするとともに地域のことを知る良い機会となりました。

受け入れくださった企業の皆様、誠にありがとうございました。


タカワ精密(株):原町区

こちらの会社は機械器具製造の会社です。

FA設備(工場の中の自動機械設備)の設計製作、金型製作など機械、金属加工が主の企業です。

その技術を生かし、水中の環境調査をするロボットやエンジン型のドローンなどの研究開発も行なっています。

生徒達も興味を持ちながら見学することができました。

質疑応答にも熱心にご解答いただきありがとうございました。

 


有)ワインデング福島:小高区

   協力(株)イームズロボティクス社:福島市

こちらの工場は、本校からすぐ近くの小高区にあります。産業用モーターの製造を主に行なっている企業です。

今回はドローンによる農薬自動散布などの実演を見学させていただきました。

また、陸上を走行するドローンも見学させていただきました。

ドローンによる農薬自動散布は生徒たちも自動での飛行に驚いていました。

熱い中、熱心なご説明、ドローン実演お世話になりました。

ありがとうございました。

(工業)地元企業見学 (産業革新科1年)

6月10日(月)、産業革新科1年(環境化学・電子制御コース)では、「福島イノベーション・コースト構想に関する教育プログラム」と連携して地元企業の2社を見学しました。

地域企業の先端技術を学び、企業に対する関心を持ち進路選択の参考にしました。

受け入れてくださった企業の皆様ありがとうございました。


  • 南相馬市 「大内新興化学工業(株)」
  • 有機ゴム薬品製造
    天然ゴムを、柔らかく、のび、弾むゴムにする、また長期間ゴムが弱くならないための薬品を製造している化学工場です。

  

 

 

 

 

 


  • 相馬市: 「(株)アリーナ」
  • 電子機器設計製造サービス
     無線LAN、Bluetooth等、無線通信機器の部品を主に製造している工業です。携帯電話やヘッドホンに内蔵されている無線通信をするには欠かせない部品を製造しています。
     
     

化学物質リスクコミュニケーション(環境化学コース)

「化学物質のリスクを考える~製造現場における化学物質管理の実際~」

 1月28日、産業革新科環境化学コース1・2年生は、労働安全コンサルタント、福島県環境アドバイザーである河合直樹先生を講師にお招きして、上記演題にて講演いただきました。

 第1部では、化学物質の基礎知識についてご講話いただきました。事故や公害などによって化学物質に対するイメージは良くないかもしれないが、人間の身体や身の回りにあるものが、化学物質によって成り立っていることを学びました。また、ハザード(危険性)とリスクの関係を教えていただきました。

 

 第2部では製造現場における化学物質管理についてご講話いただきました。実際に検知管を使って、トルエンの濃度を測定する実習も行いました。現場での化学物質を扱うリスクを考え、作業場で働く人のリスクを下げるためにはどのようにすればよいのか話し合いました。

 

 私たち環境化学コースは日々、工業化学や地球環境について学習を行っています。今回の講演会では、化学物質を扱う現場という視点で学ぶことができました。

河合直樹先生、福島県環境創造センターの皆様、ありがとうございました。

ビジネスアイデア発表会

 1月22日(火)に2年産業革新科 経済・金融コースの9名が、9月より考えていましたビジネスアイデアの発表会を行ってきました。場所は先日1月20日(日)に小高区にて開所しました小高パイオニアヴィレッジにて行いました。

 今まで生徒のために講演会を開いていただいた方々をお招きいたしまして、3グループの発表を行いました。内容は下記のとおりです

  ①小高産業生のお悩み解決プロジェクト!!

  ②超高齢社会~快適なシルバーライフを送るために~

  ③「折り紙」による地域活性~折り紙アクセサリーで高齢者と子供の「交流」を増やそう!~

 外部に向けての発表が初めての者ばかりでしたが、堂々と発表してきました。まだまだ考えが深まっていなくうまくいかないこともありましたが、外部の方々からお褒めの言葉もいただきました。最後に小高ワーカーズベースの和田智行様から講評をいただきました。「疑問から仮説、RESASを使用するという流れはよかった」や「自分事(高校生ができること)として考えるのであれば実際に少しでいいからやってほしかった」などの意見をいただきました。

 この経験を今後の生活に生かしていきたいと思います。たくさんの方々に携わっていただき本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いたします。

小高パイオニアヴィレッジ(外観) 発表風景 質疑応答

福島大学見学(環境化学コース)

 報告が遅くなりましたが、産業革新科環境化学コースの1、2年生は平成30年10月19日に福島大学の見学に行ってきました。午前は福島大学共生システム理工学類准教授 高安徹先生の模擬授業を受けさせていただきました。大学の講義と高校の授業の違いを体験し、化学の奥深さを感じることができました。

 

昼食は大学内の学食で食べました。

 美味しい!と言って時間ギリギリまで食べている生徒もいました。

 午後は環境放射能研究所を見学しました。福島大学環境放射能研究所特任准教授 高瀬つぎ子先生の講義を受け、研究所内を案内していただきました。放射線の研究をするための機器を見たり、放射線に関する実践的な研究を学ぶことができました。

  

 大学の高度な技術に触れることができ、貴重な体験となりました。ありがとうございました。

ロボット技術研修会(ロボット研究部)

 少し時間が空きましたが、「ロボット技術研修会」の活動の様子を報告します。

 報告が遅れていますが、今回で5回目、最終回となります。

 3回目と4回目でクローラー型ロボットの製作ができました。

 最終回は、ロボットの調整とメンテナンス方法、そして肝心のソフトウェアの講習会となります。

 講師は地元「栄製作所」の社長鈴木様

 2週かけて、クローラー型ロボットの製作を指導していただきました。

 本日は最終回ということで、動作の確認とメンテナンス方法の指導をしていただきました。

 

 メンテナンスでは、モーターの交換方法などを指導していただきました。

 組み立てているときは必死だったので、あまりよく覚えていないものです。再度じっくり組み外し、組み込みを見せていただき。構造を再確認することができました。

 

 このプログラムでは、PS4のコントローラーが使用できるます。アナログスティックやボタンを使用してロボットコントロールしていきます。

 

 午後の講習では、RTミドルウェアの使用方法の続きを行いました。

 クローラー型ロボットを制御するのも、LEGOロボットを制御するのも理屈は同じ、プログラムの勉強をしました

 今回5週の講習会に参加して、RTミドルウェアを使用したプログラミング、クローラー型ロボットの製作などを学習することができました。テキストにはない製作のコツも教えていただき、とても身になる講習会でした。

 

 ロボットは、本校に貸し出していただきました。操縦やメンテナンス、新たな機能の追加などをしていきます。2020年に南相馬市で開催されるWROワールドロボットサミットにチームの一員として参加できるよに、これからもロボット研究部として活動していきたいと思います。

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電子制御コース「Impact」見学

11月2日(金)電子制御コース3年生は、南相馬市ロボットテストフィールドで開催された「タフ・ロボティクス・チャレンジImpact」を見学しました。

Impactは、内閣府直轄の事業で、極限の災害現場でも、へこたれず、タフに仕事ができる遠隔自律ロボットの実現を目指し、屋外ロボットのカギとなる基盤技術を研究開発するものです。産学官で研究開発を行った研究成果を見ることができます。

 

南相馬市ロボットテストフィールドは、2020年にWROワールドロボットサミットの競技会場として利用されます。

ここには災害現場を模擬したプラントが設置され、このプラントを利用して災害対応を試験します。

実際の災害現場でパワフルに作業をこなすロボットを目の当たりにして、人間が入れない極限地でも活動できることに感動しました。

 

 今年度、電子制御コースを卒業する3年生の中には、災害対応ロボットの研究をしたいと大学進学をする生徒もいます。

 本校生は、ロボットに限らず、「地域復興に寄与する人材」となるべく、様々な分野で日々勉強に励んでいます。

頑張れ未来のエンジニアたち!!(科長)

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