SPH事業

福島県立小高産業技術高等学校SPH関連【本事業は令和元年度で終了しました。】

1.研究開発課題名
 「東日本大震災・原発事故からの地域復興を担う人材育成」
2.研究の目的
  本校の所在する地域は、東日本大震災・原発事故による約6年間の住民避難に伴い、
  人・コミュニティ及び産業などが失われた。当地域の再生に向けて福島・国際研究
  産業都市(イノベーション・コースト)構想により国家プロジェクトとして新たな
  産業集積が進められている。そこで、工業及び商業科を有する本校においては、
  地域のコミュニティ再生や地域復興を担う人材の育成に取り組むとともに、学科連
  携によってイノベーション・コースト構想に関連する知識や技術及び技能を身に付
  け、復興のためのビジョンを持ち、その実現に資する専門的職業人を育てる。


     【拡大図

SPH研究成果発表会について

令和2年1月16日(木)にゆめはっとを会場にして、研修成果発表会を行いました。

たくさんのご来賓の方々にお越しいただき、ありがとうございました。

当日配布した資料を下記に掲載させていただきました。

 

①SPH研究成果発表会【表紙・目次・p2次第・p3SPH研究イメージ図】

②SPH研究成果発表会【p4工業①・p5工業②・p6工業③・p7工業④】

③SPH研究成果発表会【p8商業①・p9商業②】

④SPH研究成果発表会【p10クロス】

 

SPH事業にあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

今後とも本校の教育活動にご理解とご協力をお願い致します。

SPH事業報告

【商業科】地元企業の方を招いた講演会(松永乳業株式会社)

2019年10月9日 16時30分

10月8日(火)に、産業革新科B組経済・金融コースの生徒を対象として、南相馬市原町区内にあります松永牛乳株式会社の方をお招きした講演会を行いました。生徒は企業の実情から、アイスなどの商品開発にこめた地域への思いをお聞きすることができました。また講話を通じて、地域活性化につながるアイデア考案のグループ活動も行い、とてもよい経験となりました。

 

【商業科】地域に貢献できるアプリ開発のための活動

2019年10月4日 19時05分

現在、「地域に貢献できるアプリ開発」を目標に、産業革新科3年ICTコースの生徒が授業でアプリ開発に取り組んでいます。講師の方をお招きした講習を受け、現在、絶賛、開発中です。もう間もなく完成しますので、その時は改めて

ご紹介したいと思います。ご期待ください!

    講習会の様子      とても難しいですががんばります!

ロボットプログラミング講習会に参加

2019年10月2日 19時17分

9月28日(土)南相馬市民情報交流センターで行われた「ロボットプログラミング講習会」に生徒13名参加しました。

 

  • 福島イノベーション・コースト構想推進事業の採択で会津大学が行っている「浜通りロボット人材育成事業」の一環
  • 小高産業技術高校生と相馬農業高校生を対象に講習会を開催

 

 

 

               

 

開校式であいさつを述べる鈴木校長     


講師として会津大学の渡部有隆上級准教授が担当されました。

 

本校から1,2年生合わせて13名の生徒が参加しコンピュータの基礎、プログラムの基礎から始めました。

プログラミング言語の「Python」について丁寧に教えていただきました。初めての生徒もサポートを受けながら順調に内容を進めていくことができました。

最後は人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を自由に動かすことを目標としています。

 

今後の開催日程 10/5、10/14、11/4

【工商連携】外部講師を招いた地域を未来を創造する力を育成するための授業活動(クロストレーニングプログラム)

2019年9月27日 16時40分

9月26日(火)、工業・商業の1、2年生を対象として、トヨタ自動車株式会社 東北営業部長の小林剛様をお招きした講演会を実施しました。講演ではトヨタ自動車が会社として、どのように消費者を一番に考えた経営を行ってきたか、そして復興に向けて被災地域で行ってきた社会貢献活動、そしてこれからも「ものづくり」・「マーケティング」の観点からしっかりとお客様や地域のために取り組んでいくことの重要性についてお話していただきました。

また、全体講演の後は、電気科と流通ビジネス科の1年生による「相双地域の未来」をテーマとした合同グループワークも行いました。全体講演の内容を踏まえ、地域で課題となっている「交通弱者」の解決方法を話し合いました。「今、注目されている自動走行バスを走らせみては?」「バスはコストがかかる。相双は馬がいるので、馬車がいいのでは?観光客にもよろこんでもらえるかもしれない」といった活発な意見がありました。

最後に、小林様より「地域の将来をこれからの若い世代の皆さんががんばって良くしていってほしい」といった指導・助言をいただきました。貴重なお話を聞くことができ、また工商両面から様々なアドバイスをいただけとてもよい経験となりました。

会津大学「出前講議」を開催

2019年9月25日 11時36分

産業革新科電子制御コースでは、7月8日(月)5,6校時を利用して会津大学「出前講議」を開催しました。

講師として、会津大学 情報システム学部門 ロボット工学講座  成瀬継 太郎 教授にお越しいただきました。


講義内容 「ロボットのための情報システム」

  • 南相馬市ロボットテストフィールドの様子
  • 会津大学でのロボット開発内容
  • ワールドロボットサミットの競技内容
  • ロボットと情報ネットワークについて
  • 世界のロボット開発状況

  

 

 

 

 

 

先生の講義は話題豊富であり、説明やビデオを交えた内容で、2時間があっという間でした。また、その後のアンケートで生徒たちのロボットに関する興味関心の高さが見られました。

 

(工業)産業革新科「企業見学ツアー」2年生

2019年9月25日 11時31分

7月2日(火)、産業革新科2年(環境化学・電子制御コース)では、「福島イノベーション・コースト構想に関する教育プログラム」に基づいて地元企業の2社を見学しました。

地域企業の先端技術を学び、今後の進路選択の参考にするとともに地域のことを知る良い機会となりました。

受け入れくださった企業の皆様、誠にありがとうございました。


タカワ精密(株):原町区

こちらの会社は機械器具製造の会社です。

FA設備(工場の中の自動機械設備)の設計製作、金型製作など機械、金属加工が主の企業です。

その技術を生かし、水中の環境調査をするロボットやエンジン型のドローンなどの研究開発も行なっています。

生徒達も興味を持ちながら見学することができました。

質疑応答にも熱心にご解答いただきありがとうございました。

 


有)ワインデング福島:小高区

   協力(株)イームズロボティクス社:福島市

こちらの工場は、本校からすぐ近くの小高区にあります。産業用モーターの製造を主に行なっている企業です。

今回はドローンによる農薬自動散布などの実演を見学させていただきました。

また、陸上を走行するドローンも見学させていただきました。

ドローンによる農薬自動散布は生徒たちも自動での飛行に驚いていました。

熱い中、熱心なご説明、ドローン実演お世話になりました。

ありがとうございました。

(工業)地元企業見学 (産業革新科1年)

2019年9月25日 11時19分

6月10日(月)、産業革新科1年(環境化学・電子制御コース)では、「福島イノベーション・コースト構想に関する教育プログラム」と連携して地元企業の2社を見学しました。

地域企業の先端技術を学び、企業に対する関心を持ち進路選択の参考にしました。

受け入れてくださった企業の皆様ありがとうございました。


  • 南相馬市 「大内新興化学工業(株)」
  • 有機ゴム薬品製造
    天然ゴムを、柔らかく、のび、弾むゴムにする、また長期間ゴムが弱くならないための薬品を製造している化学工場です。

  

 

 

 

 

 


  • 相馬市: 「(株)アリーナ」
  • 電子機器設計製造サービス
     無線LAN、Bluetooth等、無線通信機器の部品を主に製造している工業です。携帯電話やヘッドホンに内蔵されている無線通信をするには欠かせない部品を製造しています。
     
     

【商業科】地域課題を探求するための講話学習

2019年9月20日 16時10分

産業革新科3年B組経済・金融コースにおいて、「地域の現状と課題」をテーマとした講話学習を行いました。

講師には、小高商工会事務局長 青田邦彦 様をお招きし、震災前と後の区内事業所数の推移、現在の再開事業所数の現状などわかりやすく資料を交えながらご講話いただきました。

今回の講話を踏まえ、今後、地域課題を解決するためのビジネスアイデアを考案し、実行していきたいと思います。

 

 

【商業科】地域おこしにつながるアイデア創出ワークショップ

2019年9月17日 18時15分

9月17日(火)、産業革新科経済金融コースの1・2年生を対象に、「地域おこしにつながるアイデア創出ワークショップ」を合同で行いました。また、講師には、一般社団法人オムスビの森山貴士様をお招きしました。

森山様は震災後、小高にはなかったコーヒーショップを開店されたり、復興につながるような事業を行っており、そのような経験を踏まえた「Newビジネス」の創出をするためのヒントとなるようなお話をいただきました。

後半は、学年関係なくグループに分かれ、森山様から出された地域課題をどうクリアするか、グループが協力し解決策を考えたり、また「地域おこし」につながるビジネスアイデアの土台となる考え方などをワークショップを通じて学習しました。今回の学習活動を通して「ビジネスアイデア」が考案できるような創造力を高めることができました。

化学物質リスクコミュニケーション(環境化学コース)

2019年1月29日 21時37分
報告事項

「化学物質のリスクを考える~製造現場における化学物質管理の実際~」

 1月28日、産業革新科環境化学コース1・2年生は、労働安全コンサルタント、福島県環境アドバイザーである河合直樹先生を講師にお招きして、上記演題にて講演いただきました。

 第1部では、化学物質の基礎知識についてご講話いただきました。事故や公害などによって化学物質に対するイメージは良くないかもしれないが、人間の身体や身の回りにあるものが、化学物質によって成り立っていることを学びました。また、ハザード(危険性)とリスクの関係を教えていただきました。

 

 第2部では製造現場における化学物質管理についてご講話いただきました。実際に検知管を使って、トルエンの濃度を測定する実習も行いました。現場での化学物質を扱うリスクを考え、作業場で働く人のリスクを下げるためにはどのようにすればよいのか話し合いました。

 

 私たち環境化学コースは日々、工業化学や地球環境について学習を行っています。今回の講演会では、化学物質を扱う現場という視点で学ぶことができました。

河合直樹先生、福島県環境創造センターの皆様、ありがとうございました。

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