SPH事業

福島県立小高産業技術高等学校SPH関連【本事業は令和元年度で終了しました。】

1.研究開発課題名
 「東日本大震災・原発事故からの地域復興を担う人材育成」
2.研究の目的
  本校の所在する地域は、東日本大震災・原発事故による約6年間の住民避難に伴い、
  人・コミュニティ及び産業などが失われた。当地域の再生に向けて福島・国際研究
  産業都市(イノベーション・コースト)構想により国家プロジェクトとして新たな
  産業集積が進められている。そこで、工業及び商業科を有する本校においては、
  地域のコミュニティ再生や地域復興を担う人材の育成に取り組むとともに、学科連
  携によってイノベーション・コースト構想に関連する知識や技術及び技能を身に付
  け、復興のためのビジョンを持ち、その実現に資する専門的職業人を育てる。


     【拡大図

SPH研究成果発表会について

令和2年1月16日(木)にゆめはっとを会場にして、研修成果発表会を行いました。

たくさんのご来賓の方々にお越しいただき、ありがとうございました。

当日配布した資料を下記に掲載させていただきました。

 

①SPH研究成果発表会【表紙・目次・p2次第・p3SPH研究イメージ図】

②SPH研究成果発表会【p4工業①・p5工業②・p6工業③・p7工業④】

③SPH研究成果発表会【p8商業①・p9商業②】

④SPH研究成果発表会【p10クロス】

 

SPH事業にあたり、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

今後とも本校の教育活動にご理解とご協力をお願い致します。

SPH事業報告

SPH講演会「異種複数ロボットのための情報システム」

2017年12月11日 18時34分

12月11日(月)、SPHに関する講演会を開催しました。
 演題「異種複数ロボットのための情報システム:会津大学の紹介」(全体2時間)
 講師「公立学校法人 会津大学 コンピュータ理工学部 ロボット工学講座 教授 成瀬継太郎 氏」

  会津大学は「成長する人間力で世界を驚かそう」、世界を視野に入れた未来志向で人材育成に取組んでいる大学です。
今回は、全校生で講話を聞かせていただき、未来視点で課題を探求し解決しようとする意識を高めました。

 講演会は成瀬教授が大学で取り組まれている「アイガモロボット」の紹介からスタートしました。アイガモロボットは水田の雑草を除去するロボットで、雑草の種をロボットで撹拌し水中にとどめ、発芽を防止するというものでした。今後は複数のアイガモを自立連携して動作させるようにしたいと話されていました。
 お話の中で、たくさんのロボットを紹介していただき、技術力の進歩に驚かされました。
 質疑応答では「人工知能AI」について沢山の質問がありました。成瀬先生のお答えの中で印象的だったのは、「ロボットは目的がはっきりしていないと動きに制限があるので、まだまだ人間の仕事を奪われることはない」また、「人間のように”カッコ良い”とか”きれい”、”愛”を理解するのは難しいので、人間を超えるのは難しいのではないか」とうことでした。質問した生徒の「AIが進むことへの不安」が払拭された様子でした。
 今回の講演会では、商業科、工業科全員でお話を伺い、ロボット社会が身近になり始めた現在において、ロボットの活動の場(災害現場など)に応じた課題を解決するために、ロボットと情報システムについて様々な取り組みがなされているのだと考えさせられる講演となりました。

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