マイスター・ハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新事業)について

文部科学省による次世代地域産業人材育成刷新事業「マイスター・ハイスクール」に本校が指定を受けました。
事業テーマは、「ふくしまの未来を創るテクノロジスト育成」です。
平成29年度に本校が開校し、東日本大震災からの復興に向け、教育活動を通して、地域のコミュニティ再生や地域復興を担う人材の育成に取り組んできました。これまでの学びで得た知識・経験を活かし、地域課題の解決そして、これからの相双地域、さらにはふくしまの創生を担うテクノロジストの育成を図るため、自治体、産業界と学校が一体となり、次世代に向けた人材育成モデルを構築します。

事業報告

【機械・電気】2023CQEVミニカートレース出場

2023年10月13日 15時19分

2023年10月9日(月)、『2023 CQEVミニカートレース』に電気科3チーム参加してきました。

当日は雨天の中での開催となり、参加車両は入念な雨対策をしての走行となりました。

(カートは回路がむき出しで、雨で電気回路がショートするため)

参加車両は以下の3台になります。

①第一チーム(小高の吉名号)

モーター仕様:2直3並(20巻)

②第二チーム(小高の浮舟号) 

モーター仕様:3直2並(15巻)

③第三チーム(小高の村上号)

モーター仕様:2直3並(15巻)

大会ルール等の詳細は以下のようになっています。

1.筑波サーキットを30分走行した周回数で勝敗を決する。(一斉走行)

2.CQ出版の「CQEVミニカート」のみ出場可能。

3.モータのコイルの巻き方/巻き数は自由。(モーターは手巻き)

4.鉛蓄電池12V、2個。

 

これらの条件で、モータ設定、モータ制御、車両整備の違いによる走行距離(1周約2045m)を競います。

走行速度と蓄電池の使い方のバランスを問われる大会となっています。

写真① 出走前写真② レース中写真③ レース中

結果ですが、第一チームは4周、第二チームは6周、第三チームは2周を走ることができ、総合優勝のチームは9周でした。

大会規定で優勝車両の70%以上走行した車両が完走と認められ、第二チームのみが完走することができました。

今年度は多くの課題が見つかる大会でもありました。

第一チームは雨による電気回路異常が発生してしまい途中、走行不能。平均速度を見るとなかなか早い結果ではありましたが、最後まで走り切れなかったことが残念です。

第三チームは上り坂での電流制御がうまくいかず、ブレーカー(30A)が頻繁に作動してしまいました。レース中、再スタートしましたがうまく走行できず、悔しい思いをしました。

 

<大会ホームページ>CQEVミニカートレース

<結果一覧>リザルト表

大会走行動画(47秒動画)

写真をクリックすると動画が別ウインドウで開きます