【電気科】2024CQEVミニカート・レース参加報告
2024年10月20日(日)に行われた『2024CQEVミニカート・レース筑波大会』に電気科3チームが参加してきました。
参加車両は以下の3台になります。
① ゼッケン14 小高産業技術高校電気科3班01(ODAcar3-1)
モータ仕様:2直3並コイル径0.8mm(20巻)
② ゼッケン15 小高産業技術高校電気科3班02(デロリアンODK)
モータ仕様:2直3並(15巻)
③ ゼッケン16 小高産業技術高校電気科2班01(小高丸)
モータ仕様:3直2並(15巻)
大会ルール等の詳細は以下のようになっています。
1.約2045mある筑波サーキットを30分走行した周回数で順位が決定。
2.CQ出版の「CQEVミニカートキット」を使用して出場可能。
3.モータのコイルの巻き方/巻き数は自由。(モータは手作業で手巻きをする)
4.モータを制御する基盤やコンピュータは自作でも可能。
5.鉛蓄電池12V、2個使用する。(直列、並列接続どちらでも可)
これらの条件で、モータの作り方やモータの制御方法、車両整備の違いにより、見た目は同じでも性能が異なるミニカートが一斉に走行して、走行距離を競います。
ドライバーは走行時の電流や電力量などを判断して走行し、蓄電池の残量や走行速度など総合的なバランスを問われる大会となっています。
写真① 車検のための最終確認 |
写真② 車検中 |
結果ですが、①ゼッケン14は2周、②ゼッケン15は3周、③ゼッケン16は7周を走ることができ、最高周回数を走ったチームは10周でした。
大会規定で優勝車両の70%以上走行した車両が完走と認められ、本校では1チームが完走することができました。
①と②のチームは③のマシンより最高速度が早く出せるモータ仕様でしたが、スタート時の上り坂で電流を多く流してしまい、ブレーカ(30A制限)が落ちるといったことが原因で出遅れてしまいました。
しかし、専門に研究している社会人や大学生の方と走行して、完走できた高校生チームは本校のみでした。(37台中完走認定は17台)
また、引き続き課題研究の授業を通して、さらに良いEVカートを製作できるように研究していきます。
<大会ホームページ>
https://it.cqpub.co.jp/tse/202410EV/
<結果一覧>
https://it.cqpub.co.jp/tse/202410EV/include/textdata/pdf/Tsukuba20241020_Result.pdf
写真③ 一丸となって走り切りました。
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