学校生活

【環境化学コース 大堀相馬焼の研究】 伝統工芸の継承を目指して~テストピースの素焼き編~

産業革新科 環境化学コース3年の課題研究において、大堀相馬焼の研究が行われています。

学校敷地内で採取した土が陶土として適しているのかを検証するために、テストピースをつくり半谷窯にて素焼き(950℃)をしていただきました。

生徒たちが成型したテストピースは、厚みがあり一人ひとりの個性が溢れるものだったので焼成中に割れるのではないのか心配していましたが、見事に割れることなく焼きあがっていました。(写真にある割れているテストピースは、素焼き前の成型段階で割れてしまったものです)

しかし、半谷さんのお話によると焼き物として活用するには今のままでは粘土の粘り気が弱いとのことでした。

今後は粘土の調合なども検討していきたいと考えています。また、今回素焼きしていただいたテストピースですが、これから釉薬を塗り、本焼きしていただく予定です。

まだ私たちの研究は道半ばですが、粘り強く頑張っていきます。

半谷さんありがとうございました。