事業報告

【産業革新科(工業)】実務家教員による環境化学コース3年生マイスターハイスクール講演会

8月29日(火)産業革新科(工業)環境化学コースの3年生を対象に、大内新興化学工業株式会社原町工場で取締役工場長をされている志賀敏文先生を実務家教員にお迎えしてご講義をいただきました。

今回は廃水処理に利用されている鉄イオンを用いた凝集沈殿についてご説明いただきました。

実験では、使い捨てカイロに含まれている鉄粉を再利用して凝集剤として使用可能であるかを実験しました。また、フェントン反応によるCODの除去実験も行いました。

生徒たちはSDGsについて関心を高めつつ、凝集沈殿を行うためにはpHなどの実験条件の範囲が大切であることに気づいた様子でした。

とても分かりやすい説明で、化学の力が私たちの生活に大きく貢献していることを知ることができました。