【電気科】実務家教員による次世代モビリティ学習~電気自動車、自動運転車、歩行領域EV~
6月8日(水)にロボットテストフィールドにて、以下の出前授業が実施されました。
内容:電気自動車、自動運転車、次世代モビリティについて
講師:東北大学未来科学技術共同研究センター 鈴木高宏特任教授
場所:福島ロボットテストフィールド
主催:(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構
協力:東北大学未来科学技術共同研究センター
鈴木教授から環境問題、EVと自動運転車の原理、課題と研究内容についての講義を受け、生徒たちは「EV普及はなぜ日本で伸びないのか」「グリーンスローモビリティ(※)を活用できる場所は」「災害時に役に立つモビリティは」と問題解決について感想や考察も出ており、EVについて理解や興味関心が高まったと思えます。鈴木教授からはこれらを研究して、「街づくりに活かせればと」と話していました。また、体験学習として以下の実機を利用させてもらいました。
※グリーンスローモビリティとは、低速(時速20km未満)で環境にやさしく走る4人乗り以上の電動車を指します。
①小型EVバス
8人乗りのグリーンスローモビリティ。実際に搭乗させてもらいました。
②超小型EV~自動運転車~
一人乗り用EV。センサによる常時計測の活用技術として、レーザー測量技術により周りの建物や障害物などの環境を計測しながら走行する機能を搭載しています。実際に障害物を検知しているモニターを見学させてもらいました。
③マイクロモビリティ
歩行領域EVとして「立ち乗りタイプ」「座り乗りタイプ」「車いす連結タイプ」を運転させてもらいました。
7~10km/hほどの速度で走行可能です。
実機を基に説明を受け、EVに関する先端技術やそれらの抱える技術課題を学ぶことができました。
これらの体験を通して、学校生活でのものづくりや地域の復興に活かしてしていければと思います。
〇マイクロモビリティ運転動画
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