SPH事業報告

2019年10月の記事一覧

【商業科】コミュニケーション力向上のための外部講師講習会

産業革新科B組・流通ビジネス科の3年生を対象に、福島テレビ株式会社よりアナウンサーの伊藤亮太様をお招きしたプレゼンテーション力向上講習会を行いました。

はじめに、伊藤様より『伝わる話し方』についてご講話いただき、そのあと、各グループで2分間のニュースを伝えるといった演習や実際に本番前にやられている発声トレーニングなどを教えていただきました。

地域の方々との連携にはやはりコミュニーション力が大切です。今回の講習会を通してとてもよい経験をすることができました。伊藤様ありがとうございました。

 

太陽光・風力発電の特性試験実習

本校電気科では今年度、再生可能エネルギーの実習を取り入れました。

SPH事業で様々な発電所を見学させていただいたこともあり、従来の電気機器実習(発電機・電動機・変圧器等)に加え、「ソーラーパネル」「風車」を追加しました。

以下のように特性試験を実施し、データをまとめる実習となっています。

 

【太陽光発電特性実習】

 

(1)主な使用機器

〇ソーラーパネル(出力125[W])

〇電圧計、電流計

〇白熱灯(100[W])

〇負荷(すべり抵抗等)

  

(2)主な実習内容

〇開放電圧・短絡電流の測定

〇受光面積による発電量の変化

〇受光角度による発電量の変化

〇動作点について

〇室内(白熱灯)と屋外(太陽光)との比較

 

 

【風力発電特性実習】

(1)使用機器

〇風力発電装置(自作風車で代用)

〇風速計

〇扇風機

〇電圧計・電流計

〇負荷(6~10[Ω])

 

(2)主な実習内容

〇発電量の測定

〇風速による発電量の変化

〇風向きによる発電量の変化

 

 

ハイブリッド発電システムの研究・製作

電気科ではエネルギー教育を実施しています。

近年、再生可能エネルギーが注目されていることもあり、本校では再生可能エネルギーの教育にも力を入れています。

昨年度から「ハイブリッド発電システムの研究」を続けている状況です。

以下のソーラーパネルと風車を組み合わせたものを建設し、発電特性試験を実施しています。

 

 

完成品

 

太陽光発電:出力100[W]

水平式風車:出力300[W]

建設場所:電気科実習棟西側

建設作業:2018年11月

活動対象:課題研究、電気科3年生

 

計測器で発電状況を計測可能。

 

※ハイブリッド発電システムとは、太陽光発電や風力発電などを組み合わせた発電システムの名称です。主な組み合わせは「風力+太陽光」であり、他にも「水力」「地熱」「燃料電池(水素)」を組み合わせたものもあります。

 

建設作業は、基礎土木工事から生徒が取り組みました。

 

【商業科】地元企業の方を招いた講演会(松永乳業株式会社)

10月8日(火)に、産業革新科B組経済・金融コースの生徒を対象として、南相馬市原町区内にあります松永牛乳株式会社の方をお招きした講演会を行いました。生徒は企業の実情から、アイスなどの商品開発にこめた地域への思いをお聞きすることができました。また講話を通じて、地域活性化につながるアイデア考案のグループ活動も行い、とてもよい経験となりました。

 

【商業科】地域に貢献できるアプリ開発のための活動

現在、「地域に貢献できるアプリ開発」を目標に、産業革新科3年ICTコースの生徒が授業でアプリ開発に取り組んでいます。講師の方をお招きした講習を受け、現在、絶賛、開発中です。もう間もなく完成しますので、その時は改めて

ご紹介したいと思います。ご期待ください!

    講習会の様子      とても難しいですががんばります!