学校生活

【電気科】令和2年度課題研究発表会の開催

12月17日(木)に電気科での課題研究発表会が実施されました。

課題研究とは、3年生の授業に組み込まれており、各自・各グループで各科の学習内容に沿った課題を設定し年間を通して学習・研究を進めていくものです。

今年度は新型コロナ感染拡大予防のため、リモート会場を設け、視聴者を分散させての実施となりました。

電気科では以下のようなものが発表されました。

 

①「LoRa WANによる発電量遠隔測定」

本校敷地内に太陽光+風力のハイブリッド発電装置が設置されています。これらの発電量を「LoRa WAN」マイコンを使用して、インターネット上で閲覧できるように学習しました。「株式会社ミライト」よりオンライン講義を受けての取組みとなりました。

 

②「再生可能エネルギーの街並み再現ジオラマ」

再生可能エネルギーをテーマにジオラマを製作をしました。ソーラーパネルや風車等を3Dプリンタで製作し、浮体式洋上風力発電装置の模型も作りました。また、風車が回転するプログラムを作成し稼働することが出来ます。

 

③「ストラックアウト製作」

9枚のパネルのいずれかにボールを当てると、パネル淵のLEDが点灯する機体を製作しました。トランジスタのスイッチング作用を利用した回路を組込みました。

 

④「コナン(電動)スケボー製作」

Arduinoマイコンを利用して、始動の速度制御が可能な電動スケートボードを製作しました。ベニヤ板等を加工して本体を作りましたが、強度を高め80kg以上の人が乗っても走行可能です。

 

⑤「電子ドラム製作」

圧電素子を利用して、叩いた衝撃を電気信号としてマイコンに入力し、電子音を鳴らす仕組みです。音源には「Studio One」を利用し、自作のドラムとゲームコントローラーを改造したものとを作りました。