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電子制御コース3年生(実習風景)ロボット制御

産業革新科(工業科)電子制御コースの授業の様子を紹介します。

電子制御コースでは、「物を動かす(制御する)」ことを学習していきます。

荷物(ワーク)を単純移動

本日から、産業用ロボットの実習を始めました。

原町の仮設実習等から移動してきて、ようやく本格的な実習環境が整ってきました。

三年生には「お待たせしました、ごめんなさい」と言いたいところです。

遅くなりましたが、いよいよ産業用ロボット実習のスタートです。

実習に使用している産業用ロボットは、実際に工場で使用されているもので、本格的な実習を行うことができます。

授業と並行して学習しますが、まずは、基本からスタートです。

手始めに、ロボットに作業をさせるためのハンドの位置(ポジション)を教えていきます。

このポジションがずれていると正確な動作ができませんし、作業エリアのものを破損してしまうことになります。

このポジションを使用して、ロボットの動きをプログラムしていきます。

「①番に移動、ハンドを閉じる、②に移動、ハンドを開く」これで、単純にですが①から②へ荷物を移動することになります。

様々な条件を組み合わせていくと、複雑な連続的な動きをプログラミングすることができます。

   

プログラム用のソフトには、シミュレーションモードがあり、ロボットに接続しなくても、画面上でロボットの動きを確認することができます。また、モニターモードでは、実際のロボットの動きを確認することができます。

次回は、ロボットの連続した動作をご紹介します。

ロボットに作業を教えるのは大変手間がかかります。人間ってすごいと思う今日この頃です。(科長)

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