事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

商業人材育成事業 「相双アンバサダー」成果発表会の開催

令和5年11月1日(木)に、ニューさいとう(南相馬市)で、成果発表会を開きました。静岡県牧之原市、富山県南砺市、新潟県燕市、新潟県小千谷市、茨城県取手市、東京都杉並区、福島県北塩原村の方々に、南相馬市の観光スポットや歴史、文化などを一人ずつ紹介しました。とても緊張して練習通りにはいきませんでしたが、この経験を次の活動に活かせるよう、また練習を重ねていきたいと思います。

【産業革新科(工業) 】1年生マイスター・ハイスクール事業、施設・企業見学説明会

 10月30日(月)産業革新科(工業)の1年生を対象に、震災遺構 浪江町立請戸小学校、東日本大震災・原子力災害伝承館、浅野撚糸株式会社 双葉事業所および福島水素エネルギー研究フィールドの施設・企業見学説明会を実施しました。

 午前中の請戸小学校や伝承館では、震災当時3歳で、記憶はおぼろげだという事でしたが、展示の写真や映像資料を一つ一つ丁寧に見学しました。午後は、浅野撚糸株式会社で特許も取得している技術に触れ、ショップではタオルを購入する姿もありました。水素エネルギー研究所では、水の電気分解で水素をつくる大規模な施設を驚きの様子で見学していました。1日で4か所を周る過密スケジュールでしたが、天気も良く充実した見学説明会となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震災遺構 浪江町立請戸小学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災・原子力災害伝承館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅野撚糸株式会社 双葉事業所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島水素エネルギー研究フィールド

課題研究 「水素自動車製作班」 フィールドワークを行いました

機械科では、課題研究で水素を使った燃料電池車を製作しています。この班は電気科と機械科のコラボレーションで取り組んでいます。

10月27日(金)に、水素自動車班の4名が富岡町、浪江町にフィールドワークに行ってきました。

富岡町では東京電力廃炉資料館、浪江町では水素実験フィールドと移動水素ステーションを見学し、水素エネルギーの可能性について学びました。

廃炉資料館で説明を受ける移動式水素ステーションを見学見晴らし台にて水素実験フィールドをバックに撮影

【電気科・産業革新科電子制御コース 】3年生マイスターハイスクール課題研究

10月27日(金)3級技能検定(シーケンス制御)の学習を実務家教員から指導を受けました

 電気科、産業革新科電子制御コースでは、3年生の課題研究において3級技能検定 (シーケンス制御)についての学習を合同で実務家教員から指導を受けております。

実務家教員として、日本オートマチックマシン株式会社端子事業所の三瓶寿之様、鈴木克弥様をお迎えして講義と技術指導をいただいております。

生徒たちは、技能検定を合格するために細かなアドバイスをいただきながら熱心に学習に取り組んでおります。

 

【機械・電気】2023CQEVミニカートレース出場

2023年10月9日(月)、『2023 CQEVミニカートレース』に電気科3チーム参加してきました。

当日は雨天の中での開催となり、参加車両は入念な雨対策をしての走行となりました。

(カートは回路がむき出しで、雨で電気回路がショートするため)

参加車両は以下の3台になります。

①第一チーム(小高の吉名号)

モーター仕様:2直3並(20巻)

②第二チーム(小高の浮舟号) 

モーター仕様:3直2並(15巻)

③第三チーム(小高の村上号)

モーター仕様:2直3並(15巻)

大会ルール等の詳細は以下のようになっています。

1.筑波サーキットを30分走行した周回数で勝敗を決する。(一斉走行)

2.CQ出版の「CQEVミニカート」のみ出場可能。

3.モータのコイルの巻き方/巻き数は自由。(モーターは手巻き)

4.鉛蓄電池12V、2個。

 

これらの条件で、モータ設定、モータ制御、車両整備の違いによる走行距離(1周約2045m)を競います。

走行速度と蓄電池の使い方のバランスを問われる大会となっています。

写真① 出走前 写真② レース中 写真③ レース中

結果ですが、第一チームは4周、第二チームは6周、第三チームは2周を走ることができ、総合優勝のチームは9周でした。

大会規定で優勝車両の70%以上走行した車両が完走と認められ、第二チームのみが完走することができました。

今年度は多くの課題が見つかる大会でもありました。

第一チームは雨による電気回路異常が発生してしまい途中、走行不能。平均速度を見るとなかなか早い結果ではありましたが、最後まで走り切れなかったことが残念です。

第三チームは上り坂での電流制御がうまくいかず、ブレーカー(30A)が頻繁に作動してしまいました。レース中、再スタートしましたがうまく走行できず、悔しい思いをしました。

 

<大会ホームページ>CQEVミニカートレース

<結果一覧>リザルト表

大会走行動画(47秒動画)

写真をクリックすると動画が別ウインドウで開きます