学校生活

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【電気科】事業所見学会 東北電力(電気科2年生)

 事業所見学を通して、電力(エネルギー)が 発電・変電・送電の各分野において

実際にどのように利活用されているか、専門的知識や技能を深めました。

 〇 期 日  令和 5 年 12 月 14 日 ( 木 )

 〇 場 所 (午前)東北電力ネットワーク 総合技術センター

       (午後)東北電力 原町火力発電所

 〇 対 象  電気科2年生19名、引率2名(電気科 齋藤、大槻)

 

  水力、火力、原子力などの、各発電所から発電された電力については、通常 数千V(ボルト)

 ~ 2万Vで電気が作られています。

  発電所で発電された電力を、このままの形で直接、送電線に送電をすると電流が大きくなって

 しまうため送電線が発熱してしまい、電力損失が大きくなってしまいます。この発熱による送電

 ロスが少なくなれば、長距離の区間を効率的に送電することができます。

  このため、実際の送電では、電流を小さくするかわりに電圧を大きくしています。各発電所で

 つくられた電気は、27万5000V ~ 50万V という超高電圧に変電されて送電線に送り出されます。

 工場や学校、病院など電力消費地が近くなるにつれて、各変電所で徐々に電圧を下げていきます。

 

 

  実際の送電線(実物大模型)に触れて確かめる様子 (右側:東北電力職員)

 

  

  組み立てた鉄塔に送電線を張っている作業風景(移設訓練の様子)

 

 

  

 各地域(新地・相馬・鹿島・原町・小高・浪江・双葉・富岡)へ送電されている

 

   

   職員の説明を聞いている様子(大会議室)

 

  

   見学会終了後、原町火力発電所(正面玄関)において集合写真